<状況・背景>
支援先企業様は、システム開発においてベンダーへの依存度が高い状態であった。
一方、社内のシステム部門強化と外注コスト削減のため、システム開発・運用内製化を進める必要があった。
そのような中、プロジェクトの終焉が見えていた基幹システムの刷新プロジェクトでは、システムに関する知見の属人化により、システム部門のリソース不足が発生。
内製化に暗雲が立ち込めていた。
<問題点>
本プロジェクトでは以下のような問題が発生していた
・開発ベンダーが抜けた後、社内で運用する具体的な段取りができていない
・プロジェクトマネジメントに関する知見不足や定着不足があり、その場しのぎの対応がされていた
・自社システムについての知見は属人化しており、定年退職に伴う世代交代が要されていた
これらの根本的な問題として、プロジェクトマネジメント力不足やシステム知見の属人化などの課題があった。