<状況・背景>
支援先企業様では、車載端末との連携サービスを開発し提供するプロジェクトを進めていた。
本プロジェクトでは、製品のハード開発からソフト開発、契約情報を基にした発送業務など、すべての業務プロセスが独自サービスとなっていたため、初の事柄が多数発生していた。
発注元からはリリース日だけが決められていたが、開発遅延が常習的に発生し、リリース日の延伸が常態化。
ようやくリリースしたものの、発送業務ではプロセス未整備の影響により、「端末が手元に届かない」「入れ違いで届いてしまう」など、ユーザーへの影響が大きい問題が続出した。
当然、ソフト品質も高くなく、リリースに間に合わせるためのマンパワーによる対応を行ったため、品質問題が続出してしまっていた。
<問題点>
本プロジェクトでは以下のような問題が発生していた。
・プロジェクトの全体計画が立案できない
・ソフト品質が上がらない
・発送業務のトラブルが減らない
これらの根本的な問題として、プロジェクトのスケジュール策定や状況の可視化、ユーザーとのコミュニケーションに関する課題が発生していた。
マネジメントのプロという点から、現場の状況整理を行い、全体の交通整理を行う人材が欲しかった