新規プロダクト開発プロジェクト
※掲載情報は取材当時のもの
大手HR系企業様
- 売上 5,000億円
- 従業員数 10,000人
- 課題 新規プロダクト開発における全体マネジメント
- 支援サービス PMO
プロジェクト情報
- プロジェクト名:新規プロダクト開発プロジェクト
- プロジェクト人数:20人
- フェーズ:設計~テスト
- MSOL支援人数:3人
MSOL支援概要(目次)
MSOLが支援した背景
お客様の状況・背景
<状況・背景>
支援先企業様では、新規のBtoC向けプロダクト開発案件を進めていた。
企画・開発側それぞれにPMがいたが、いずれも若手のPMがアサインされており、新規開発案件は未経験であった。
また企画・開発双方とも、プロダクトの作りこみのみに注力しており、その他(総合テスト・移行・法務・セキュリティ・マーケティングなど)の調整や検討がおろそかになっていたため、全体の役割分担やスケジュールが不明であった。
上記に加え、スクラム開発にて進めていた開発フェーズでは、要件を固めながら開発を進めていたものの、開発完了のめどが立たず、各スプリントでのタスクの積み残しも常態化していた。
結果として、マネジメント層から見た際に、プロジェクト全体として順調か、問題が起きているのか分からない状態となっていた。
<問題点>
本プロジェクトでは以下のような問題が発生していた。
・プロダクト開発への注力により、その他のタスクが検討できていない
・スクラム開発の状況が見えていない
・全体スケジュールが見えていない
・マネジメント層への報告が十分にできていない
これらの根本的な問題として、プロジェクトの可視化に関する課題があった。
MSOLに依頼した理由
同じ顧客の別プロジェクトでの実績があり、信頼できると感じたため
MSOLの支援内容
具体的な支援内容
- スクラム開発の可視化
└過去のスプリント結果をもとに、ベロシティの見直しを実施
└企画側を巻き込みながら、開発する機能の優先順位づけを実施
└各スプリントで実装する機能を明確にし、開発全体のスケジュールの作成
└上記をもとにPMOにて開発の進捗管理を実施 - プロジェクト全体作業の可視化
└各チームにヒアリングを実施し、作業の洗い出し
└マスタスケジュールを作成し、各チームのマイルストンや合流点の明確化
└役割分担の実施 - マネジメント層向けレポートの作成
支援効果
- 先を見越した開発スケジュールを作成することで、エンジニアが抱えていた「いつ開発が終わるのか分からない。」という不安を払しょくでき、生産性を向上させることができた
- プロジェクト全体を可視化することによって、プロダクトのローンチに向け必要な作業が漏れなく実施することができ、予定通りローンチすることができた
- マネジメント層からもプロジェクトの状況が良く分かるようになり、若手PMも相談・報告がしやすい環境を作ることができた