MSOLが支援した背景
お客様の状況・背景
<状況・背景>
支援先企業様は、システム開発においてベンダーへの依存度が高い状態であった。
一方、社内のシステム部門強化と外注コスト削減のため、システム開発・運用内製化を進める必要があった。
そのような中、プロジェクトの終焉が見えていた基幹システムの刷新プロジェクトでは、システムに関する知見の属人化により、システム部門のリソース不足が発生。
内製化に暗雲が立ち込めていた。
<問題点>
本プロジェクトでは以下のような問題が発生していた
・開発ベンダーが抜けた後、社内で運用する具体的な段取りができていない
・プロジェクトマネジメントに関する知見不足や定着不足があり、その場しのぎの対応がされていた
・自社システムについての知見は属人化しており、定年退職に伴う世代交代が要されていた
これらの根本的な問題として、プロジェクトマネジメント力不足やシステム知見の属人化などの課題があった。
MSOLに依頼した理由
- 他プロジェクトでの実績があったから
- きめ細やかな伴走支援が期待できたから
MSOLの支援内容
具体的な支援内容
- 内製化における必要タスクの整理、可視化
- 各種管理表の整備と運用ルールの策定、実演、定着化支援
- メンバー習熟度のレポーティング
- プロジェクトマネジメントにおける勘所の伴走支援、教育
支援効果
- ベンダー依存から脱却し、想定していた運用部分の内製化に成功
- 場当たり的な対応から、先回りした計画的な対応への変化が見られた
- 当初、プロジェクトマネジメント知見が非常に乏しかったメンバーが、いまではクライアント社内において他のメンバーをマネジメント観点でリードするなど、確かな成長・定着が見られた
- モデルケースとなり、他チームの内製化の加速につながった