PMIグローバルIT基盤統合プロジェクト支援

※掲載情報は取材当時のもの

国内大手電機メーカー

  • 売上 7,000億円
  • 従業員数 100,000人
  • 課題 プロジェクトの目的/プロジェクトガバナンス、チームビルディング/プロジェクト管理プロセスの導入と定着化、コミュニケーションによるプロジェクト認識・方向性のすり合わせ、相互理解促進
  • 支援サービス Global PMO
支援事例22@645×396
プロジェクト情報

プロジェクト情報

  • プロジェクト名:PMIグローバルIT基盤統合プロジェクト支援
  • プロジェクト人数:50名
  • フェーズ:実行フェーズ
  • MSOL支援人数:1人
MSOL支援概要(目次)

    MSOLが支援した背景

    お客様の状況・背景

    <状況・背景>
    支援先企業様は、プロジェクトの移行期限がある中で、人事・法務・経理など、複数の担当者と足並みを揃えて推進する必要があったが、情報が現地や日本に散在しており、PMが大局的に意思決定することが困難であるという状況であった。
    また、言語・時差・文化の違いにより、進め方をめぐって日本と国外拠点の間で軋轢が発生しており、計画が恒常的に遅延している状態であった。

    <問題点>
    本プロジェクトでは以下のよな問題が発生していた。
    ・複数の担当者との足並みがそろっていない
    ・情報や現地に担当者が散在してしまっている
    ・PMが大局的に意思決定できていない
    ・日本と国外拠点の間で進め方の意識合わせができていない
    ・計画が恒常的に遅延してしまっている

    これらの根本的な問題として、プロジェクト管理プロセスの導入と定着化、コミュニケーションによるプロジェクト認識・方向性のすり合わせによる相互理解促進など、プロジェクトガバナンス、チームビルディングに関する課題があった。

    MSOLに依頼した理由

    • 社内の他プロジェクトでMSOLの支援実績があり信頼できると感じていた

    MSOLの支援内容

    具体的な支援内容

    • プロジェクト管理とプロセスの導入による定着化支援
      各メンバーから進捗や課題をヒアリングし、PMが最新の情報をもとにステコミに臨めるように支援
      課題検討を定例化し、次のアクションにつなげるための対応項目を洗い出し
    • 認識のすり合わせ
      言語・時差・文化の違いによる、コミュニケーションの課題を、As-isとTo-beを図示しプロジェクトの方向性の認識をすり合わせた
    • チームビルディング支援
      欧州拠点への出張や現地担当者と打ち合わせを設定し、現地の課題をヒアリング。日本側と欧州拠点双方のスタッフの相互理解を促した

    支援効果

    • ステークホルダーと進捗状況が的確に共有されてたことで、マスタースケジュールに沿ってPMが必要な意思決定を行うことができた
    • 日本側と欧州拠点それぞれが固有事情を尊重して共通のスケジュールに従い業務が進むようになった
    • 都度課題が発生した場合でも迅速に情報共有できる状態になった
    • 海外企業M&A後の円滑な業務統合が実現し、海外拠点主導でのIT運用体制への移行も実現できた