PMIグローバルIT基盤統合プロジェクト支援
※掲載情報は取材当時のもの
国内大手電機メーカー
- 売上 7,000億円
- 従業員数 100,000人
- 課題 プロジェクトの目的/プロジェクトガバナンス、チームビルディング/プロジェクト管理プロセスの導入と定着化、コミュニケーションによるプロジェクト認識・方向性のすり合わせ、相互理解促進
- 支援サービス Global PMO


プロジェクト情報
- プロジェクト名:PMIグローバルIT基盤統合プロジェクト支援
- プロジェクト人数:50名
- フェーズ:実行フェーズ
- MSOL支援人数:1人
MSOL支援概要(目次)
MSOLが支援した背景
お客様の状況・背景
<状況・背景>
支援先企業様は、プロジェクトの移行期限がある中で、人事・法務・経理など、複数の担当者と足並みを揃えて推進する必要があったが、情報が現地や日本に散在しており、PMが大局的に意思決定することが困難であるという状況であった。
また、言語・時差・文化の違いにより、進め方をめぐって日本と国外拠点の間で軋轢が発生しており、計画が恒常的に遅延している状態であった。
<問題点>
本プロジェクトでは以下のよな問題が発生していた。
・複数の担当者との足並みがそろっていない
・情報や現地に担当者が散在してしまっている
・PMが大局的に意思決定できていない
・日本と国外拠点の間で進め方の意識合わせができていない
・計画が恒常的に遅延してしまっている
これらの根本的な問題として、プロジェクト管理プロセスの導入と定着化、コミュニケーションによるプロジェクト認識・方向性のすり合わせによる相互理解促進など、プロジェクトガバナンス、チームビルディングに関する課題があった。
MSOLに依頼した理由
- 社内の他プロジェクトでMSOLの支援実績があり信頼できると感じていた
MSOLの支援内容
具体的な支援内容
- プロジェクト管理とプロセスの導入による定着化支援
各メンバーから進捗や課題をヒアリングし、PMが最新の情報をもとにステコミに臨めるように支援
課題検討を定例化し、次のアクションにつなげるための対応項目を洗い出し - 認識のすり合わせ
言語・時差・文化の違いによる、コミュニケーションの課題を、As-isとTo-beを図示しプロジェクトの方向性の認識をすり合わせた - チームビルディング支援
欧州拠点への出張や現地担当者と打ち合わせを設定し、現地の課題をヒアリング。日本側と欧州拠点双方のスタッフの相互理解を促した
支援効果
- ステークホルダーと進捗状況が的確に共有されてたことで、マスタースケジュールに沿ってPMが必要な意思決定を行うことができた
- 日本側と欧州拠点それぞれが固有事情を尊重して共通のスケジュールに従い業務が進むようになった
- 都度課題が発生した場合でも迅速に情報共有できる状態になった
- 海外企業M&A後の円滑な業務統合が実現し、海外拠点主導でのIT運用体制への移行も実現できた