PSoE(System of Engagement)プログラム支援
※掲載情報は取材当時のもの
国内大手グローバル電機メーカー
- 売上 4,500億円
- 従業員数 約20,000人
- 課題 複数プロジェクトを跨ぐリスク管理、グローバルステークホルダー/組織間のコミュニケーション、管理プロセスの定着化
- 支援サービス Global PMO
プロジェクト情報
- プロジェクト名:SoE(System of Engagement)プログラム支援
- プロジェクト人数:200名
- フェーズ:計画~運用・保守
- MSOL支援人数:7人
MSOL支援概要(目次)
MSOLが支援した背景
お客様の状況・背景
<状況・背景>
プロジェクトを跨ぐ課題やリスクを検知できておらず、重要な課題がスケジュールに影響を与えるまで放置されていた。日英の言語の壁により情報連携が分断されており、課題解決推進ができていなかった。
システムグローバル統合の意義が浸透しておらず、リージョンのステークホルダーがスコープ完遂の阻害要因になっていた。
<問題点>
本プロジェクトでは以下のよな問題が発生していた。
・プロジェクトを跨ぐ課題やリスクの検知ができていない。
・重要な課題がスケジュールに影響を与えるまで放置されていた。
・言語の壁により、情報連携が分断されていた。
・システムグローバル統合の意義が浸透していなかった。
これらの根本的な問題として、モニタリング結果に基づくレポーティング、言語の壁によるコミュニケーション、ステークホルダーの巻き込みなどに関する課題があった。
MSOLに依頼した理由
- 過去のプロジェクトでMSOLのサポートを受け、その成果に非常に満足していたため、今回も安心して頼ることができると感じていた。
MSOLの支援内容
具体的な支援内容
- プロジェクト管理プロセス導入定着
課題・リスク・進捗などの管理プロセスの導入定着、モニタリング結果に基づくレポーティング - 日本語英語間のコミュニケーション支援
日本語英語間の単なる通訳でなく、議論の落とし所を意識した会議ファシリテーション - ステークホルダーの巻き込み強化
プログラム・プロジェクトの目的や意義の説明、アジャイルマインドセットの啓発、リージョンの期待値の調整 - プロジェクト・リージョン間の課題解決推進
課題の検知、原因分析、解決策検討推進、関係者へのフォローアップ、上位意思決定者へのエスカレーション
支援効果
- コミュニケーション
放置される課題やリスクがなくなった。言語の壁を越えた網羅的で正確な情報をもとにPMが意思決定ができるようになった。 - ステークホルダー
全社戦略におけるプロジェクトの重要性を理解しスコープ合意。業務プロセス/システムのグローバル統合に対して協力的姿勢となった。
弊社PMOチームによるプロジェクト横断の課題解決推進により、スケジュール遅延防止とプロジェクトスコープの縮小防止を実現。