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PMP受験・資格維持に関する完全ガイド(FAQ)
2026/6現在の情報をもとに記載しています。最新情報はPMIの公式ホームページでご確認ください。https://www.pmi.org/
PMP試験の受験資格
PMP試験の申請には、規約により以下の要件をすべて満たす必要があります。
学歴別の必要実務経験サマリー
| 最終学歴 | 必要な実務経験(プロジェクト経験) | 教育要件(Contact Hours) |
| 大学卒業(学士号)以上 | 36ヶ月以上(直近8年以内) | 35時間以上 |
| 高校・短大・専門卒 | 60ヶ月以上(直近8年以内) | 35時間以上 |
※注 2026年7月以降の変更点
- 期間の拡大:実務経験の対象期間が、現在の「過去8年以内」から「過去10年以内」に拡大される予定です。
- 適用タイミング:PMBOK第8版の試験範囲へ完全移行するタイミングより適用されます。
Q. 「必要な実務経験(プロジェクト経験」は、プロジェクトマネージャー(PM)の職位でなければダメですか?
A. いいえ、PMという肩書でなくても大丈夫です。 リーダー、サブリーダー、PMO、あるいはメンバーであっても、プロジェクトの立ち上げ、計画、実行、監視・コントロール、終結のいずれかのプロセスに関わっており、タスクをリード・指揮した経験があれば対象となります。なお、ルーティンワーク(定常業務)は対象外となります。
Q. 受験前に必要な「教育要件(Contact Hours)」と、合格後に必要な「PDU」の違いは何ですか?
A. 主に「必要なタイミング」「目的」「内容」が異なります。詳細は以下の通りです。
- 教育要件(Contact Hours・公式学習時間)について
- 必要なタイミング: 受験前(受験申請の条件として1回のみ必要)
- 目的: PMP試験を受けるための基礎知識を学ぶため
- 必要な時間: 35時間以上
- 対象となる活動: 認定研修機関により提供される「PMP試験対策講座の受講」のみ
- 特徴: 大卒・高卒に関わらず全員一律で必要です。一度取得してしまえば有効期限はありません。
- PDU(Professional Development Units)について
- 必要なタイミング: 合格後(資格を失効させずに維持・更新するための条件)
- 目的: 最新の知識をアップデートし、スキルを維持するため
- 必要なポイント: 3年ごとに60PDU(継続的に必要。基本的に1時間=1PDU)
- 対象となる活動: 研修の受講だけでなく、書籍執筆、実務経験、ボランティアなど幅広い活動が認められます。
- 特徴: 3年間のサイクルが過ぎるとリセットされ、また次の3年間で60PDUを集める必要があります。
Q. PMP試験対策講座を受講し、教育要件(Contact Hours)を満たした後、すぐに受験申請しなければ有効期限が切れてしまいますか?
A. いいえ、取得した35時間のContact Hoursに有効期限はありません。 ただし、試験内容(ECO: Exam Content Outline)は数年ごとに改定されるため、講座で学んだ知識が最新の試験形式と乖離しないよう、受講後お早めの受験をおすすめします。
PMP受験申請(アプリケーション)の手順と費用
PMP試験を受験するためには申請が必要です。下記に手順を記載しますので、参考になさってください。
- 35時間のPMP試験対策講座を受講する
- PMIサイトでプロジェクトマネジメント経験を含む申請書を作成し申請する=受験申請
- 監査(Audit)になった場合は、必要書類を送付する
- 受験料を支払い、試験を予約する
Q. 受験申請はどのように行うのですか?英語での記載が必要ですか?
A. 申請はすべてPMIの公式サイト(pmi.org)からオンラインで行います。また、入力はすべて英語で行う必要があります。 特に「プロジェクト実績の記述(Description)」は、PMIの用語(Initiating, Planning, Executingなど)を用いて、ご自身が担当した役割と業務内容を英語で簡潔に記載する必要があります(講座内でも書き方のコツをサポートしています)。
Q. 監査(Audit)に選ばれたらどうすればいいですか?
A. 受験申請後、ランダムに「監査(Audit)」に選ばれることがあります(不備があるから選ばれるわけではありません)。 監査に選ばれた場合は、90日以内に以下の証明書類をオンラインで提出する必要があります。期限内に書類を提出しなかった場合、1年間再度受験申請をすることができなくなってしまいます。監査に選ばれた場合は速やかに書類の準備を始めましょう。
- 学歴の証明書(卒業証明書など)
- 35時間の公式学習時間の修了証
- 申請したプロジェクトの検証者(上司や顧客など)による署名
※注
監査手続き自体は、書類が揃っていれば数日で完了します。慌てずに対応すれば問題ありません。
Q. PMP試験の受験料はいくらですか?PMI会員に入会したほうがいいですか?
A. 会員に入会してから受験を申し込むとお得です。 PMI会員の年会費と、会員価格の受験料を合わせると、非会員として受験する場合と比較して、トータル費用がお得になります。さらに、会員になると『PMBOK®ガイド』などの公式テキストのPDF版を無料でダウンロードできるほか、不合格時の再受験料や、合格後の資格更新費用も会員割引が適用されるため、会員になることをお勧めしています。
Q. 試験はテストセンターに行かないと受けられませんか?自宅でのオンライン受験は可能ですか?
A. テストセンター(Pearson VUE)での受験だけでなく、ご自宅やオフィスから受験できる「オンライン試験(OnVUE)」も選択可能です。 ただし、オンライン試験の場合は「PCの動作環境」「安定したインターネット回線」「静室かつ同室に他人が入らない環境(カメラで室内をチェックされます)」など、厳しいセキュリティ要件をクリアする必要があります。トラブルを避けるため、テストセンターでの受験を申し込むことをおすすめします。
試験の形式・難易度・学習期間
Q. 試験は日本語で受けられますか?
A. はい、日本語で受験可能です。 試験自体は英語で作成されていますが、日本語の言語補助(翻訳)を選択することができます。画面上に日本語と英語を切り替えて表示することも可能です。翻訳のニュアンスに違和感がある場合は、英語原文を確認することをおすすめします。
Q. 試験の形式や問題数は?
A. 現在の試験形式は以下の通りです。
- 問題数: 180問(うち10問は採点対象外のダミー問題)
- 試験時間: 240分(4時間)
- 出題形式: 多肢選択式(4択)、複数選択式、ホットスポット、ケーススタディ(事例・シナリオ問題)、図表を用いた問題など
- 休憩: 60問目と120問目の終了時に、それぞれ10分間の任意休憩(計2回)が取れます。
Q. 合格までにどれくらいの勉強時間が必要ですか?また、合格率はどのくらいですか?
A. 一般的には、講座受講(35時間)とは別に、100時間〜200時間程度の自主学習(問題演習など)が必要と言われています。
推奨受験タイミングは試験対策講座受講後 2〜3か月以内です。講座受講~試験対策の学習~受験までを計画しておきましょう。毎日2時間の継続学習、または週末にまとめて集中学習するスタイルが一般的です。なお、PMIは公式な合格率や合格基準スコアを公表していませんが、しっかり対策を行えば一発合格が十分に狙える試験です。
Q. 合否はいつ分かりますか?
A. テストセンター(Pearson VUE)で受験した場合は、試験終了後その場で(画面上および印刷されたレポートで)暫定的な合否が分かります。 正式なスコアレポートは、数日以内にPMIのマイページに反映されます。
Q. 合格後に「デジタルバッジ(オープンバッジ)」は発行されますか?
A. はい、合格時に発行されます。PMP試験に合格すると、米国PMIより「Credly」のプラットフォームを通じて公式のデジタルバッジが発行されます。
※MSOLのPMO認定資格に合格された方に発行しているデジタルバッジのプラットフォームとは異なりますのでご注意ください。Q. 万が一、不合格になってしまった場合は再受験できますか?
A. はい、再受験可能です。 受験申請が承認されてから1年間の有効期間内であれば、最大3回まで試験を受けることができます。ただし、2回目以降の受験には、その都度「再受験料」が別途発生します。
合格後の資格維持
Q. PMP資格に有効期限はありますか?
A. はい、3年間の有効期限があります。 資格を維持するためには、3年間のサイクルごとに60PDU(Professional Development Units:学習や実務貢献のポイント)を獲得し、PMIに報告(登録)する必要があります。また、更新費用(PMI会員:60ドル / 非会員:150ドル)の支払いが必要です。
Q. 合格後に必要な「PDU」はどのように取得できますか?
A. PDUが取得できる研修を受講することが一般的です。
PDU(Professional Development Units)は3年ごとに60PDU(60時間相当)が必要です。最新の知識をアップデートし、スキルを維持するためにも、計画的に研修を受講するなどしてPDUを取得することをお勧めしています。
MSOLはマネジメント専門会社として、創業時の2005年から20年の実績があります。プロジェクトマネジメントの実行支援の知見も生かし、皆様のPMP資格取得をご支援します。
また、弊社で開催しているPMP試験対策講座では、講師が個別のお問合せへ回答や受験に向けたサポートも行っております。